台湾1周自転車旅行(環台サイクリング)

台湾ではポピュラーである自転車による「環台(台湾1周)」。 実は日本在住のサラリーマンが休暇でできる楽しい旅行です。 1週間休暇があれば、是非台湾1周サイクリングをしてみては如何でしょうか。 その道しるべとなれば幸いです。

事前準備

◇飛行機の輪行

幾度となく日本の電車での輪行は経験していますが、飛行機は初めてのこと。

注意しなければいけないのは3点。
・20㎏

・3辺合計213㎝

・自転車の破損




私はチャイナエアラインに乗っていったのですが、事前に自転車を持っていくと伝えたからか、めちゃめちゃ親切に、3辺の長さなんて測らずに乗せてくれました。日本語で「自転車?大丈夫。大丈夫。」と。

とはいえ、空港に行くまではそんなこともわかりません。

先人の皆様のブログ等を参考にし、GIANTのショップで大きな段ボールを調達し、きっちり213㎝以内になるように箱も工作していきました。

そのため、ペダルレンチも買ってしまいましたし、その六角レンチやらスタンドの取り外しやらの練習も1度しなくてはなりませんでした。初めてサドルや、ハンドルを取り外しました笑。今まで5㎝身長の高い父親のサドルのままで運転していました(ぇ

https://youtu.be/quWPInGe3tE



とにかく、台湾に行って自転車壊れてました→自転車を押して自転車屋に行く→中国語で直してもらうってなったら、初日の日程が激しく困難になります。念には念を入れるしかないです。



この工具たちを、自転車旅行に同行させるわけにはいきません。段ボールやら工具やらは、まとめて初日の空港でホテルに送りました。



◇台湾1周証明書

大阪大学の方のブログを見て、せっかく1周するからには、記念の証明書があったらいいな。と思い申請しました。

GPSを借りて、台湾1周を記録してもらうというものです。4000元(16,000円)くらいで、2つの団体がやっているようです。

私が台湾1周を思い立ったのが、旅行の3週間前ということ、出発日が、GPSを松山空港で受け取ることに。

このやり取りを必死にGoogle翻訳を使いながら中国語でメールしました。ここで思ったのがですね。

マジで台湾人優しい!!!


ってことです。融通も聞けば、かゆいところに手が届く添付ファイル。

GPSの機械が中国語と英語の説明書しかない→日本語訳してくれて添付ファイルもくれる。GPSの発送伝票も写メを送ってくれる。備考には「日本人のお客様なので丁寧に対応してください」

台湾のホスピタリティを、既にビンビン感じ取っていました。

自分の気持ちを盛り上げるために。

折角のはじめての海外自転車旅行。

自分の気持ちを盛り上げるために。


◇台湾自転車気儘旅行 世界一屋台メシのうまい国へ

→自転車で台湾1周した人の本。1ページずつ読むものではないのかもしれませんが、これを読むと台湾のごはんがめちゃめちゃ食べたくなります。



◇練習曲

→耳の聞こえない大学生が、自転車で台湾を1周する映画。これをキッカケに台湾1周が流行り始めたということですが・・・内容は歴史を知らないと理解できないんだと思います。何が面白いかわからなかったです。



◇ロードバイク

はじめてロードバイクを購入しました。

ついでにビンディングペダルにして、シューズも。

手取り給料ばりのお値段でしたが、もったいなくて持っていきませんでした…。

持ち物

持って行って役に立つものをあげます。

同時に要らないものも。

必須なもの

◇自転車
当たり前ですね。
私は輪行に慣れている7年の付き合いのクロスバイクに乗っていきました。
東海道制覇や日本横断などを共にし、身体の一部のような存在です。


◇ライト

→私の脚力だと、必ず夜まで走ることになります。心なしか、台湾の夜はめっちゃ早いです。

3時頃には「あ、もう夜がくるかも…」って思っちゃいます。
午前0時まで走ったりしていたので、スペア電池もマストでした。

越後山脈ほどではないですが、台湾も街灯ゼロの道が結構あるので、強いライトを照らさないと何も見えないということもあります。



◇サイコン

自分が何km走ったか、どれくらいのペースで走っているか、しっかり刻んでいかないと旅程をこなすのは困難です。



◇キャリア
両サイドに荷物をぶら下げるタイプのキャリアを付けたほしかったのですが、自転車屋の方が「そんなことをする自転車ではない。自転車がかわいそうだ。」というので、このタイプのにしました。積載できる荷物が少なくて不満でしたが、結果としてリュックのみだったら、台湾1周は不可能だったと思います(腰が死にます)。


◇シートバッグ

容量に若干の不満がありました。6日分の最低限の持ち物や工具等はこれでは辛い・・・が、シートバッグは外せないです。



◇ボトル&ケージ

台湾は自販機がなく、特に東南ではコンビニもない海岸線をひたすら走ります。2本は必須です。



◇工具
・ペダルレンチ
これがないと飛行機に乗せられません。電車での輪行ではやらないで済んでましたが、3辺の長さを210㎝以内にするために「ペダル」を外す行為が必要になってきます。私はこの旅で初めて買い、外しました。
コツが必要なので必ず練習していってください。


・六角レンチ
ハンドルやサドルも全部外さないと、恐らく210㎝に収まりません。
いい具合にさび付いていたからか、これまでぐらつかなかった部品が旅の途中で何度もぐらつき、六角レンチは大活躍でした。


・エンド金具
万が一歪んだら終了なので。


・結束バンド
言うまでもなく輪行に必須アイテム。



◇パンク修理系
定番ですが、言葉の通じない海外でパンクしたら自分で直すしかないと思っています。
これも練習していきました。








必要なもの・あればよかったもの。

◇Wi-Fi

→必須アイテムでした。これがなければ、もっというとグーグルマップがなければ台湾1周はかなり困難なものになったでしょう。Simロックが解除できないスマホでしたので、厳選した荷物でも、外せない1品です。台湾の東側は1本道ですが、西側は日本の東海道のように「国道1号でどこまでも!」というわけではなく、台湾の国道1号は高速道路で自転車が走れません。経済コースを走りたいならグーグルマップ必須。
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◇充電池

→丸1日グーグルマップを使っていると、必ず電池切れになります。

スマホが持っても、Wi-Fiの電池が切れます。スマホもWi-Fiもヘッドライトも同じ充電池で済むので、重いとは思いつつもっていってよかったです。マストだと思います。




◇地図


とはいえ、充電池もスマホも切れてしまった時のために、地図を持っていきました。

2回くらい使ったかな。がさばるし重いし、ですがお守り代わりです。わからなくなったら絶望ですから。






◇フェイスマスク


台湾の人は、スクーターに乗る人も自転車に乗る人も、フェイスマスクをしています。

なぜなら、めちゃめちゃ空気が汚いからです。1日走るとハナクソがまっ黒になりますし、爪の間までまっ黒なものが詰まります。顔もホコリまみれです。また、私の気のせいかもしれませんが、台湾の南のほうは夕方に小さな虫のようなものが、たくさん降ってきます。口や鼻に入ってきます。

台湾は素晴らしい国だと思いますが、これだけは酷かったです。




◇方位磁石

なんでこんなものを買っていったか自分でもわかりませんが、前日に方位磁石を買いました。台湾は南に走るか、北に走るかしかない。と思ったからです。

結果的に台湾の西側で大活躍しました。スマホの電池が限られている中、方向性だけを知りたいときに必要です。
時計に装着できるタイプで、ハンドルを握りながら方位を確認できます。
安くてかっこいいです。





◇日焼け止め

絶望的なくらい焼けます。

台湾はめちゃめちゃ暑いです。





◇ヘルメット

もっていかない人はいないと思いますが…落石があります。

私は気付いたらヘルメットの通気口にそこそこ大きな石がハマっていました。





◇海外旅行保険


当日入りましたが、身の危険はたくさん感じます。クレカのだけでなく、必ず入りましょう。
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不要なもの

◇リュック

私は3日目までリュックを背負っていましたが、これは止めたほうがいいです。

心無い自転車屋が「この自転車にキャリアをつけるなんて、自転車がかわいそう」といったので、サドルバックをつけていきましたが、連日自転車に乗っていると、リュックで腰が痛くなってきます。最終的にはリュックをサドルバッグにぐるぐる巻きにして載っていました。リュックがタイヤにすれてボロボロになってしまいましたが。



◇ジェル等の食べ物

台湾には死ぬほどコンビニがあります。日本よりある気がします。不要でした。